あまりにも住居・高速道路に近い都市型戦闘訓練施設

爆発音をとどろかせて突破訓練が行われたのも、目と鼻の先のこの施設だ

流弾に注意!グリーンベレー訓練中の看板。沖縄自動車道は訓練施設から200メートルしか離れていない(11月16日撮影)
11月16日午前、監視塔に上って、キャンプ・ハンセンの都市型戦闘訓練施設を見た。近いとは聞いていたが、まさかこれほど近いとは。
住居地区から離れた場所に訓練施設を作る、という政府の約束で、キャンプ・ハンセン正門前の早朝抗議行動を中止した伊芸区の住民も、何か起こればすぐに監視塔にかけつける。私たちが監視塔に上っていくと近くに住む池原勇人さんが、塔から訓練施設を睨んでいた。
池原さんは11月2日午後、自宅で爆発音を聞き、監視塔にかけつけた。建造物への強行突入を訓練する「突破訓練施設」で、建物内への突破訓練」が目前で行われていた。
報道各社に連絡したが、到着したら、米軍は訓練をやめた。それまでに大きな爆発音が10回ほど聞こえた。
池原さんからは、以前実弾が家の中に飛び込んできて住民の足を貫通したこと、最も近い家で300メートルしか離れていない地区住民の日常的な恐怖について、などずいぶん時間をかけて話しを聞かせていただいた。
この日午前中、都市型戦闘訓練施設での実弾訓練は行われなかった。ただ、基地の中からパラパラという銃声は聞こえた。
(田村順玄・岩国市議)
[参考ページ]
キャンプ・ハンセン都市型戦闘訓練施設で5日連続の射撃訓練(05.9.17)
'2005-11-23|HOME|