RC135が一時3機展開した嘉手納基地



朝離陸したRC135W(上)とRC135Uが相次いで嘉手納基地に戻ってきた(06.3.16 撮影)

ミサイル実験を監視する電子偵察機RC135Sが、3月6日に嘉手納基地に飛来した。7日に北朝鮮のミサイル発射実験があり、その直前の飛来だった。
RC135Sはその後も13日まで毎日飛行を行い、16日朝嘉手納を後にした。

実験を直前に察知して、米本土から飛来したと見られる。珍しくノンビリ佐世保に寄港していたミサイル実験監視艦オブザベーション・アイランドが6日に出港したのも、この北朝鮮の実験のためだと思われる。

その前から嘉手納に来ているRC135Wリベット・ジョイント機(信号情報収集)とRC135Uコンバット・セント機(科学技術情報収集)の2機は、毎日ではないが週に2、三回は嘉手納から偵察飛行に飛んでいた。
北に向かったと思われるSとはどうも別行動だったようだ。

海軍の電子偵察機EP3も、何度か姿をあらわした。沖縄からの偵察飛行は、目標に事欠かないと見られる。

(RIMPEACE編集部)


駐機場にいるRC135S(62-4128)の尾翼。動いているところには遭遇しなかった。(3月15日 撮影)


海軍の電子偵察機EP3も週2回くらいのペースで偵察飛行を行っていた(3月14日 撮影)


'2006-3-20|HOME|