ホワイトビーチ拡張桟橋に原潜が初入港


拡張された海軍桟橋に入港中の原潜トピーカ(06.3.16 撮影)

原潜トピーカが、3月15日にホワイトビーチに入港した。海軍桟橋の拡張工事の後、新桟橋に寄港した第一号となる。

寄港理由は補給と休養とのことだが、おそらく新桟橋のユーティリティーのチェックという別の任務も帯びているのだろう。
寄港中、原子炉の冷却水の保温を外部からの電力で行う原潜は、寄港艦船の中で最も電力を食う部類に入る。新規の電源装置が原潜の滞在中の稼動に耐えられるかどうかの最終確認を兼ねている可能性が強い。

拡張されたホワイトビーチの海軍桟橋は、揚陸艦2隻が同時に入っても、これまでよりも車両や軍事物資の積み込み・積み下ろしがスムーズに行われるようになる。沖縄海兵隊の即応能力がそれだけ向上する、と言える。

(RIMPEACE編集部)


新桟橋から電源ケーブルが原潜の艦内に引きこまれている(06.3.17 撮影)


'2006-3-19|HOME|