音響測定艦の寄港が相次ぐ那覇軍港


左が音響測定艦エフェクティブ。右はミサイル監視艦オブザベーション・アイランド(06.7.19 撮影)

那覇軍港への音響測定艦の寄港が続いた。7月16日、17日にコリー・ショウエストが寄港。入れ替わりにエフェクティブが18日から21日に寄港した。そして、コリー・ショウエストが再び那覇軍港に22日から25日に寄港している。

エフェクティブは横浜ノースドックを一月前に出港している。その前には、短い出港期間を挟んで三ヵ月ノースドックにいた。
補給の時期にあたるかもしれないが、台風4号が通り抜けた東シナ海から避難してきた可能性もある。

コリー・ショウエストは7月11日に横浜ノースドックを出港したばかりだ。台風4号、5号が相次いで通過したのを、やはり那覇軍港に避難していたと見るのが妥当だろう。
なお、オブザベーション・アイランドも14日まで横浜ノースドックに停泊していたから、那覇軍港への寄港も音響測定艦と同じ台風避難だったと見られる。

東シナ海から南シナ海で音響測定艦が哨戒活動を行えば、台風避難や補給の基地として那覇軍港が使われることが多くなる。横浜ノースドックを出て、三ヵ月航海をする途中に那覇軍港やホワイトビーチに音響測定艦が立ち寄ることは、今後も続くし、おそらく増加していくのではないだろうか。

(RIMPEACE編集部)


夕暮れの那覇軍港に停泊する音響測定艦コリー・ショウエスト(06.7.17 撮影)


那覇軍港出港後5日で戻ってきたコリー・ショウエスト(06.7.24 撮影)


'2006-7-29|HOME|