高速輸送艦がつなぐ、佐世保・沖縄・横浜


ホワイトビーチを見下ろす丘の上から、レッドビーチに停泊中のウェストパック・エクスプレスを遠望


1時間後にたどり着いたレッドビーチには、既にウェストパック・エクスプレスは居なかった。
この船が運んできたコンテナの最後のいくつかを、海兵隊基地に運んでいた。(9月11日撮影)


レッドビーチに来る前に佐世保に寄港していたウェストパック・エクスプレス(9月8日撮影)

約1年ぶりに佐世保基地に高速輸送船ウェストパック・エクスプレスが寄港したのは9月8日。その翌日には佐世保を出港している。

11日には沖縄・金武湾の海兵隊基地レッドビーチにウェストパック・エクスプレスがいた。2日あれば、佐世保から韓国の港によっても、沖縄まで来れるスピードを持つ船だ。
ホワイトビーチの近くからレッドビーチへの寄港を確認して、車を飛ばしていってみたが、1時間余りのうちに金武湾から姿を消していた。

ホワイトビーチか那覇軍港に入ったのかと思って探してみたが見つからなかった。12日に横浜ノースドックに寄港していたのだ。それから10日近く、ノースドックに居座っている。台風が北上したあとも動こうとしない。

ウェストパック・エクスプレスは沖縄マリンの輸送艦として、今年の3月までは那覇軍港に待機していることが多かった。しかし、最近あまり那覇軍港にはいない。その分、横浜ノースドックでの滞在が増えている。

(RIMPEACE編集部)


9月12日から横浜ノースドックに滞在中のウェストパック・エクスプレス。(9月20日撮影)


'2006-9-20|HOME|