沖縄近海からノースドックに、音響測定艦1隻戻る


入港したばかりのコリー・ショウエスト。周囲にオイルフェンスが巡らされている(06.12.27 撮影)


コリーショウエストと同時に停泊中のモントークとサンノゼ(06.12.28 撮影)

グアムに向かうといって10月14日にノースドックを出港したコリー・ショウエストは、2ヶ月半後に戻ってくるまで、その任務航海の大半を沖縄近海で過ごしていたことが判明した。那覇軍港監視網にこの船がかかったからだ。

コリー・ショウエストは11月11日から12日にかけて那覇軍港に寄港している。また12月には6日と20日の2回、那覇軍港に立ち寄っている。巡航スピードは14ノット足らずで、海上で潜水艦の探索をするのが任務のこの船は、任務海域から遠く離れた港に繰り返し入港する余裕はない。

低周波アクティブソナー(LFA)搭載音響測定艦の、典型的な1航海任務の長さは7週間とされている。今回のコリー・ショウエストの出港期間は約10 週間。その間、補給や休養のため那覇軍港に短期間の寄港を3回繰り返した。
この船の活動範囲が沖縄近海だったことを物語るデータだ。

(RIMPEACE編集部)


那覇軍港に立ち寄ったコリー・ショウエスト。1週間後に横浜ノースドックに入港した。(06.12.20 撮影)


'2006-12-28|HOME|