那覇軍港に音響測定艦2隻同時寄港


1月22日朝8時、那覇軍港に入港したコリー・ショウエスト


那覇軍港に停泊中のエフェクティブ(07.1.24 撮影)

1月22日、音響測定艦コリー・ショウエストとエフェクティブが那覇軍港に入港した。直前の寄港地は横浜ノースドックで、コリー・ショウエストは1月16日に、エフェクティブは12月26日にそれぞれ出港している。

この2隻は昨年7月にも那覇軍港に同時期に寄港していて、そのあと横浜ノースドックにも同時に入港している。2隻揃って動くことが多い。
今回も1月25日に2隻とも那覇軍港を出港している。

那覇軍港には音響測定艦ビクトリアスが1月16日から19日まで寄港していた。横浜ノースドックを実質的な母港としている音響測定艦5隻のうち、3隻が集中して那覇軍港に寄港した。2ヵ月から3ヵ月という音響測定艦のミッション期間の中で、何隻も那覇軍港に寄港するのは、音響測定艦の哨戒海域が沖縄近海であることを示すものと言える。

この3隻だけではなく、この時期にノースドックに在港していたロイヤルも11月末と12月始めに那覇軍港に寄港している。またインペッカブルも10月末から11月はじめに短期の那覇軍港寄港のあと、横浜ノースドックに戻っている。

米海軍の持つ5隻の音響測定艦は、ノースドックを起点として沖縄近海で活動し、那覇軍港に立ち寄りながら数ヵ月を海上で過ごした後、再び横浜に戻る、というパターンで動いていると見てよい。

(RIMPEACE編集部)


'2007-2-1|HOME|