高速輸送艦、那覇軍港ベースの運用に戻る


1週間の航海の後に那覇軍港に戻ってきたウェストパック・エクスプレス(左奥)(07.2.1 撮影)


1月11日から10日以上那覇軍港に滞在していたウェストパック・エクスプレス(07.1.22 撮影)

沖縄海兵隊の移動用高速輸送艦ウェストパック・エクスプレスは、06年5月以降、那覇軍港での在港期間が短くなっていた。それまでの、那覇軍港をベースとしての高速輸送艦の運用に変化が出ていた。
しかし07年1月から、再び那覇軍港に滞在しながら、さまざまな輸送任務をこなす態勢になった。

1月11日に那覇軍港に停泊しているのが確認されたウェストパック・エクスプレスは2週間近く在港して、24日に沖縄中部のキャンプ・ハンセン近くのレッドビーチに入港した。
ここで海兵隊のトラックなどの車両を積みこんだ同船は、25日まで滞在して、その後出港した。行き先は韓国と推定される。ただし、29日に開始された陸自第1混成団と沖縄海兵隊の合同演習の演習地熊本まで海兵隊員と装備を運んだ可能性もある。

今回の輸送任務を終えたウェストパック・エクスプレスは1月29日に佐世保に寄港、とくに補給を行うこともなく31日に佐世保を出港して、2月1日に那覇軍港に戻ってきた。

(RIMPEACE編集部)


1月24日、レッドビーチに入港したウェストパック・エクスプレス


レッドビーチで海兵隊の車両を積みこんだウェストパック・エクスプレス(07.1.24 撮影)


輸送任務を終えて佐世保基地に立ち寄ったウェストパック・エクスプレス(07.1.29 撮影)


佐世保を出港して那覇軍港に向かうウェストパック・エクスプレス(07.1.31 撮影)


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