辺野古の海、07.5.20


上空から見た辺野古の海。海上の白い点は作業船など。一番大きいのは海保の船


ボートを曳いた作業船。「環境調査」機器設置の作業中。


リーフの外で作業の進展を見守る海保の巡視艇。こんなデカイのが4隻も出ていた

5月20日午前、辺野古の上空東側を通過する機内から見下ろした大浦湾、辺野古沖には、反対運動側のボートやカヌーは 見えなかった。
普天間代替基地建設反対の戦いの先頭にたってきた「命を守る会」代表の金城祐治さんが19日に亡くなられた。葬儀が行われる20日、 反対の海上行動は喪に服する意味で中止されていた。

那覇空港着陸の数時間後に、漁港近くから見た辺野古の海には、海保の大型船4隻と、いわゆる「環境調査」の機器設置を行う作業船など の動きだけがあった。

辺野古漁港脇のテントには30人ほどの琉球大学の学生が、反対運動のリーダーたちの話を熱心に聞いていた。
「今回の機器設置作業は、これまでのやりかたと違う。施設庁はなりふりかまわずに作業を強行している。日の出の1時間後から日没 1時間前までというこれまでの作業時間ではなく、暗いうちから船を出している。
土曜・日曜にも作業を行っている」

法的な根拠さえ説明できずに、海自隊員を「調査作業」に参加させる防衛省。
「環境を守るため」といいながら、さんごにくいを打ち込む防衛省。
「対米公約」実現のために、なりふり構わぬやり方が許されるわけがない。

(RIMPEACE編集部)(写真はすべて 07.5.20 撮影)


テント村には、琉球大学の学生さんが大勢来ていた


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