エセックスなど揚陸艦3隻、米豪合同演習へ
水陸両用装甲車が並ぶ、ホワイトビーチ
装輪装甲車LAV−25や155ミリ榴弾砲も揚陸艦への積み込みを待っていた
揚陸艦トートゥガから発進して上陸用の「すべり」に向かうLCAC
エセックスを中心とする揚陸艦隊が運ぶ兵器は攻撃ヘリやハリアーだけではない。ホワイトビーチの集積場には
155ミリ榴弾砲3門が積み込みを待っていた。そのほか、水陸両用装甲車13両や装輪装甲車7両、そのほかトラックやハンビーなど
全部で100両前後の車両も並んでいた。
なお、揚陸艦ジュノーは、21日にキャンプ・シュワブから海中に発進した水陸両用装甲車9両を、辺野古沖で収容している。
合計すると、22両の水陸両用装甲車を運んでいくことになる。
5月24日に第3海兵師団司令官がエセックス艦上で演説したときには、車両などはほとんど揚陸艦に収容され、LCU2隻が最後の
ハンビーを積んで待機していた。この日の夜までに、積み込みを終えて、揚陸艦隊はホワイトビーチを出港したと見られる。25日には
ホワイトビーチの桟橋は海自の掃海艇など小型の船舶以外はいなくなっていた。
NAVY NEWSによれば、エセックスなど3隻の揚陸艦隊は、米豪合同演習タリスマン・セイバー07に参加する。米豪両軍で
3万2千人が参加する大演習だ。
23日に横須賀を出たキティーホーク戦闘群も、この演習に参加すると見られている。
ヘリがエセックスに展開した22日の夕方には、普天間基地で確認したヘリは、CH46が2機だけだった。
(RIMPEACE編集部)(写真はすべて 07.5.22 撮影)
普天間基地に残っていたヘリは2機だけ。空中給油機も少なかった
'2007-5-31|HOME|