音響測定艦2隻が沖縄に寄港中
那覇軍港には音響測定艦ロイヤルと高速輸送艦ウェストパック・エクスプレスが寄港中(07.8.30 撮影)
ロイヤルは8月28日に那覇軍港に入港した。
沖縄の軍港に音響測定艦が1隻ずつ寄港中だ。
ロイヤルは8月28日9時ころ那覇軍港に入港した。8月はじめまで横浜ノースドックに入港していたロイヤルは、
横浜出港後、8月15日に半日だけ那覇軍港に寄港、そして2週間足らずで再び那覇軍港に戻ってきた。
今回のロイヤルの行動海域も、沖縄本島に近いところだと言える。
8月30日に、今度は音響測定艦ビクトリアスがホワイトビーチに寄港した。こちらは6月末に横浜ノースドックを
出港した後は、日本の港に入った形跡がない。ただ、2ヶ月間まったく何処にも寄港していないかどうかは不明だ。
7月半ばに大型台風が沖縄本島を直撃したとき、ビクトリアスは沖縄近海には居なかったのだろう。南シナ海で活動していて、
シンガポールに短期間の寄港をしていた可能性がある。
音響測定艦の事実上の母港は現在横浜ノースドックだが、任務航海の途中に沖縄に寄港することが多い。潜水艦の動きを探る
これらの船が、沖縄を「前線基地」として使っていることが、この間の那覇軍港やホワイトビーチへの相次ぐ寄港によって
裏付けられている。
(RIMPEACE編集部)
ホワイトビーチの陸軍桟橋に30日に入港した音響測定艦ビクトリアス。海軍桟橋に
停泊しているのは、29日に入港したハーパーズフェリー(07.8.30 世嘉良 学 撮影)
'2007-8-30|HOME|