嘉手納基地から海兵隊機が爆撃訓練へ


2000ポンドと見られる実弾を抱えて爆撃訓練に向かう海兵隊のFA18(9月13日撮影)


青色の模擬弾を抱えて爆撃訓練に向かう海兵隊のFA18(9月11日撮影)

岩国の海兵隊機が嘉手納に来て訓練飛行をしている。第314海兵戦闘攻撃飛行隊が9月11日から実弾や模擬弾を抱えて、鳥島と久米島 近海の射爆場に向かい、約1時間で戻ってくることを繰り返していた。

500ポンド爆弾や1000ポンド、2000ポンド爆弾、ロケットなど、また誘導爆弾が装着されたのを見た人もいた。訓練弾と実弾を 比べると、実弾のほうが多いように感じられた。

三沢に近い天が森射爆場は実弾による爆撃訓練はできない。岩国基地に駐留する海兵隊機は、韓国や沖縄に飛来して、海兵隊の近接支援 のための爆撃訓練を行う。台風襲来の狭間に行われた今回の訓練では、実弾が多いこと、そして爆弾などの種類が多いことが特徴だ。


(RIMPEACE編集部)


ロケットランチャーを主翼下に4基つけて離陸する海兵隊のFA18


ランチャー部分の拡大。ロケットが入っているのが見える


爆撃訓練から帰投した同機。ロケットはほぼ全部撃ちつくされている (9月12日撮影)


'2007-9-16|HOME|