WBにラッセンも寄港、駆逐艦3隻に




横須賀常駐の駆逐艦が3隻並んだホワイトビーチ。左からラッセン、マッキャンベル、マケイン
(07.11.28 世嘉良 学 撮影) 

11月27日、空母キティーホークの横須賀帰港時に、巡洋艦・駆逐艦は1隻も入港しなかった。前の日に入港した駆逐艦 フィッツジェラルドが帰港前数日の唯一の随伴艦だった可能性が強い。

空母に香港直前まで付いていった艦船、沖縄近海で日米合同演習に空母とともに参加していた艦船はどこに行ったのだろうか。
27日にホワイトビーチに駆逐艦マッキャンベルとマケインが寄港、さらに翌28日にラッセンが寄港した。

ラッセンの船体には、赤白青の3色の幕がかけられている。艦長交代式など「お祝い事」のときのかっこうだ。普通は母港で行われる セレモニーだと思うが、なぜか横須賀には戻らなかった。

11月初旬から空母とともに行動してきた巡洋艦・駆逐艦のうち、ホワイトビーチに在港中の3隻を含めて5隻が横須賀にもどってい ない。空母から離れた戦闘艦は、空母護衛とは別の任務についたが、香港への空母などの寄港拒否と関係することなのかどうか。
沖縄近海への艦船の配置は、横須賀の戦闘艦のベクトルが南を向いていることを示してはいないだろうか。

(RIMPEACE編集部)


'2007-11-30|HOME|