ホワイトビーチに原潜が相次ぎ入港
ホワイトビーチに停泊中の原潜コーパス・クリスティ。後はイングラハム (07.12.12 世嘉良 学 撮影)
ホワイトビーチに停泊中の原潜ヒューストン。左はポメロイ (07.12.10 世嘉良 学 撮影)
沖縄・ホワイトビーチ基地に米原潜が相次いで寄港している。これまでも原潜はたびたび同基地に入港していたが、以前は沖合い停泊
あるいは桟橋に接岸しても短期間(1〜2日)で出港するケースが大半だった。
しかし、このところ相次いで入港した原潜は毎回、ホワイトビーチの海軍桟橋に接岸している。
これは桟橋の改修工事が行われ、高圧電気や高温の水蒸気などを係留中の艦船に供給する「コールド・アイアン」と呼ばれている
艦船係留支援システムが整備されたことによるものだろう。
このシステムの支援を受けて原潜が停泊しやすくなったことがホワイトビーチでの原潜の停泊形態の変化につながっている。
東シナ海や屋久島から続く琉球列島周辺海域での調査・監視活動にとって原潜の支援基地が近くにあることは有利な条件なのだろう。
ホワイトビーチへの原潜の連続寄港は、海洋調査艦や音響測定艦が沖縄・那覇軍港を拠点として活動していることに対応したものと
思われる。
12月に入ってからの原潜の寄港状況
トピーカ 12.03 09:53 in, 12.07 09:57 out ヒューストン 12.07 13:52 in, 12.11 09:58 out コーパス・クリスティ12.11 15:20 in, WBに在港中
(RIMPEACE編集委員・佐世保)
'2007-12-13|HOME|