即応訓練中の嘉手納基地で、緊急着陸など相次ぐ



クンサン基地から飛来し、即応訓練に加わったF16


フライト後のチェックで自力走行が無理と判断され、牽引準備中のF16

嘉手納基地で即応訓練が行われ、F15やクンサンから飛来したF16が多数飛行した12日の嘉手納基地は、住宅に近い側の滑走路を使用した離陸が多く、騒音が 100デシベルを超えた。
訓練実施中に、緊急着陸や、機体の牽引なども相次いで起きた。

11時過ぎから連続して帰投した8機のF16のうちの1機が、飛行後の機体チェックで自力走行ができないと判断された。1機だけその場に残されたF16は、牽引車で 運ばれた。
午後になって、今度は2機編隊のF15のうちの1機がフックを使った緊急着陸を行った。緊急自動車が、滑走路上で停止したままの機体に殺到し、15分後に牽引されて 滑走路を離れた。 
その15分後にはFA18が緊急着陸して、同じ場所で停止してやはりけん引されていった。

2件の緊急着陸が起きたあとに、今度は即応訓練の一部としてF15が "in flight emergency" を起こして着陸したという想定で、それに対処する訓練も行われた。

(RIMPEACE編集部)(写真は全て 08.3.12 撮影)


14時15分ころ緊急着陸したF15と緊急車両 


14時45分ころ緊急着陸したFA18と緊急車両


'2008-3-12|HOME|