エセックス、ジュノー、WBに戻る



16日午後、ホワイトビーチに入港する強襲揚陸艦エセックス(08.3.16 世嘉良 学 撮影)

3月16日午後4時前に強襲揚陸艦エセックスがホワイトビーチの海軍岸壁に接岸した。9日の入港時と異なり、 飛行甲板に普天間のヘリ群は見えず、ハリアーもいなくなっていた。いたのは、艦所属の2機のMH60ヘリだけだ。

10日までホワイトビーチに停泊していた2隻は、沖縄近海での遠征攻撃群(ESG)の資格検証の演習に加わった。第7艦隊ニュース によれば14日までの4日間の演習に、2隻の揚陸艦のほかニミッツ空母戦闘群の駆逐艦ジョン・ポール・ジョーンズとチャフィーも 加わっている。

この演習の時期、空母は沖縄の東の海域にいて、同時に訓練を行っていたと見られる。嘉手納基地と空母の間を2機のC2が毎日往復し、 ニミッツ艦載のホーネットも何回か嘉手納に飛来している。

ジュノーは半分くらい前回の帰港時に物資・兵士を沖縄の基地に戻している。今回の積み下ろしは、それほど時間がかからないだろう。 積んでいた大部分のヘリをホワイトビーチ入港前に普天間に戻したエセックスの兵員・車両などの陸揚げが終われば、2隻の揚陸艦は 佐世保に戻ると思われる。

(RIMPEACE編集部)


一足先に入港した揚陸艦ジュノー(08.3.16 世嘉良 学 撮影)


14日に飛来した5機のホーネットのうち、嘉手納に残った機体(NH301)(08.3.15 撮影)


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