原潜は西に? WBでもヘレナ接岸


ホワイトビーチの海軍岸壁に接岸した原潜ヘレナ(4月2日撮影)


佐世保出港直前のヒューストンに缶詰などが積み込まれた(3月31日撮影)

佐世保港に原潜が連続寄港した3月末に続き、今度は沖縄・ホワイトビーチに原潜ヘレナ(SSN 725)が寄港した。
3月前半に、ホワイトビーチには4隻の原潜が寄港している。3月1日のトピーカ(沖合い停泊)、3日のバッファロー(沖合い停泊)、 12日から14日に海軍桟橋に接岸したパサデナ、そして12日のヒューストン(沖合い停泊)だ。

トピーカとヒューストンは3月末に佐世保にも寄港している。今回のヘレナとあわせて、日本近海にディプロイメントの交代期のものも含 めて、少なくとも5隻が同時に展開していることになる。
3月27日付けの Status of the NAVY によれば、母港を離れている攻撃型原潜は33隻、うち任務航海中が19隻となっている。
5隻が佐世保や沖縄のあたりをウロウロしているのは、原潜の密度として相当高いといえる。

Status of the NAVY によればまた、空母も5隻が太平洋に集中している。キティーホーク、ニミッツ、リンカーン、ステニス、レーガンの 5隻だ。
空母の太平洋への同時展開が、原潜の日本近海への密集に影響しているのかもしれない。

(RIMPEACE編集部)  


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