嘉手納のRC135は南方偵察に向う


5月20日の任務飛行を終了して嘉手納に戻ってきたRC135V電子偵察機


5月23日の偵察飛行のあと、嘉手納基地でタッチアンドゴーを行うRC135V

この数週間、電子偵察機RC135Vが連日のように嘉手納基地から離陸する。飛び立つ方向は南が大部分だとのこと。
5月21日の10時過ぎに離陸したRC135Vも、ホワイトビーチの上空から南西の方角に機首を向けた。

この時期に電子偵察機が偵察する対象は何だろうか?
あえて推測するなら、ミャンマーの大洪水に対するミャンマー軍の動きを電子的にモニターしているのではないだろうか。ほとんど 国外に出てこない救援活動の実態を、軍の動きから推測するとともに、軍事政権に対する民衆の反発を調べるために、軍の発信する通信用の電波を、南シナ海上空で 調べているとみられる。

今後の外国の支援の動きを見ながら、嘉手納からのRC135Vの 偵察飛行は続くと思われる。

(RIMPEACE編集部)


'2008-5-23|HOME|