キャンプ・シュワブに拠点を作った海保


キャンプ・シュワブの砂浜に置かれている海保のボート。左端の木陰に制服の隊員が隠れている。


ボートの近くの木陰で「待機」するのは海保か自衛隊か、はたまた海保に化けた米兵か?

海上保安庁の意図的な妨害工作が行われた翌日の7月11日、命を守る会の船に同乗し、て防衛省のアセスの調査とそれをウォッチする守る会の活動を記録した。

この日の調査は、生物調査とライン調査で、12隻の作業船(調査船、警戒船)が動員された。
こちらは2隻プラス1、辺野古の沖に出たのは、2隻の小型船に分乗した7人と「猛犬」1匹だった。

また今日も海保が出張ってきて妨害をするか、と心の準備を整えて漁港を出発したが、この日は海保の船は出てこなかった。
船の中で前日の様子などを聞いた。露骨な妨害工作に怒った市民が「お前たちは米軍の味方をして。海保に化けた米兵なんだろう」と海保の隊員に詰め寄った。予想外の対応 に、海保側の返事は「さっき身分証明書を見せたじゃないですか」というおマヌケなものだったという。
「こういう検査はどこでもやっていますよ」という海保自身の言い抜けにも関わらず、キャンプ・シュワブ内に高速ボートを2隻おいて、新基地建設を推進するために辺野古に 特化した活動を進める態勢を、海保は作っている。

(RIMPEACE編集部)(写真は 08.7.11 撮影)


強力エンジン2基付きの2隻の海保のボート。海兵隊の水陸両用戦車同様、辺野古の海には似合わない


'2008-7-12|HOME|