海保がWBを警備? サミット期間中巡視船張り付く


7月9日のホワイトビーチ沖。手持無沙汰の巡視船「もとぶ」


7月8日、ただなにもせずにじっとしている「もとぶ」

7月8日から9日にかけてのホワイトビーチ。駆逐艦フィッツジェラルドが海軍桟橋に停泊していたが、もう一隻沖合に海上保安庁の巡視船「もとぶ」が、ただぼーっとした 感じで浮かんでいた。

米沿岸警備隊の船でも来るのかと、最初は思ったが、そんな気配は全くない。サミットが終わった翌日の10日には姿を消したから、期間中のホワイトビーチの警備としか 考えられない。
米軍の警備ボートだけでは手薄だと考えたのだろうか。 誰のための、何のための警備なんだろう。

「もとぶ」が警備行動を終えた10日、辺野古でアセスに反対する市民の船を、海保が検査を理由に出港を一時止める事件が起きた。平和市民連絡会事務局長の当山さんが 「反対する市民だけを狙った検査は弾圧ではないのか。海保は県民が認めていないアセス法違反の調査を手助けするのか」と抗議している。(沖縄タイムス 7.10夕刊)
海保はどちらを向いて仕事をしているのか、疑問に思うことばかりが沖縄の海で起きている。

(RIMPEACE編集部)


'2008-7-10|HOME|