原潜コロンブス、WBに寄港 



ホワイトビーチに寄港した原潜コロンブス。白いシートの下にはトマホーク用VLSがある
(08.8.13 世嘉良 学 撮影)

7月23日に原潜コロンブス(SSN 762)がホワイトビーチに入港した。 原潜ヒューストンからの放射能漏れが判明して以降初めての、原潜のホワイトビーチ寄港だ。

コロンブスは8月7日に横須賀を出港したばかりだ。横須賀寄港の期間も9日間あったのに、海に出て1週間でまた乗組員の休養が必要に なったのだろうか。食料などの補給が必要になったのだろうか。
この原潜からは「食料」が外部に流出していたのだろうか。それとも乗組員が疲れやすくてかつ大食い、というのだろうか。

夏にホワイトビーチに入港する改ロサンゼルス級原潜は、艦の前部に白いシートをかけることが多い。7月下旬に寄港したアッシュビル もそうだった。3月に寄港したパサデナにはシートがかけられていなかったことを考えると、このシートは高温時の温度上昇を緩和する ためのものと見ていい。
改ロサンゼルス級原潜には、トマホークを発射するための垂直発射装置(VLS)が装備されている。このVLSがあるのが潜水艦の 前部だ。VLSにセットされているトマホーク・ミサイルを高温からまもるために、原始的だが効果があるのがこのシートのようだ。

(RIMPEACE編集部)


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