那覇軍港に新型装甲車並ぶ


那覇軍港埠頭に並んだ新型装甲車MRAPクーガー。カテゴリー1,2が混在している


車長の長いカテゴリー2のMRAP。USMCと書かれている。海兵隊用の車両だ(08.9.7 撮影)

米軍のイラクでの戦死者の中で一番多いといわれる、地雷による被害を最小限にするための新型装甲車MRAP(Mine-Resistant,Ambush-Protected)が、那覇軍港 に並んでいる。

車長がハンビーよりやや大きいだけのMRAPカテゴリー1は偵察、連絡などに、はるかに大きいMRAPカテゴリー2は兵員輸送などに使われる。車両回収などの任務を もつカテゴリー3も合わせて、シャシーの下にV型の装甲が施されていて、真下での地雷の爆発にも被害が少なくなるように設計されている新型装甲車だ。

那覇軍港に陸揚げされたのは約10日前、運んできたのは米軍車両の運搬によく出張ってくるグリーン・デールとみられる。
イラクに派遣される海兵隊部隊と一緒にイラクに行くのではなく、派遣前に沖縄で行われる訓練で使われると考えられる。

(RIMPEACE編集部)


'2008-9-7|HOME|