嘉手納のAWACS、緊急着陸


滑走路上で緊急車両に囲まれるAWACSと、平行滑走路から離陸するF15


緊急着陸直後のAWACSに駆け寄るレスキュー隊員

9月8日16時前、嘉手納基地所属の早期警戒管制機(AWACS)E3が同基地に緊急着陸した。緊急着陸後の点検箇所、滑走路へのオイル漏れなどを 見ても、機体の前輪の油圧装置の故障だったと推定される。

F15の緊急着陸よりも多数の車両が集まり、レスキュー兵士たちが、前輪を点検し、滑走路に漏れた油を布でふき取っていた。
機体が牽引されて滑走路から出た後も、漏れた油をふき取り、滑走路を洗浄する作業が続き、AWCSが緊急着陸した後の滑走路(05L)の閉鎖は1時間を超えた。

(RIMPEACE編集部)(写真は 08.9.8 撮影)


油をぬぐった布のかたまり(左)と、黄色いビニールに包まれて緊急車両に回収された油で汚れた布


牽引されて滑走路から離れる緊急着陸機E3


人手による油の拭き取りと、消防車のホースを使った洗い流し


'2008-9-8|HOME|