那覇軍港に音響測定艦3隻集結
11月12日午後、那覇軍港に並んだ音響測定艦3隻。左からエイブル、エフェクティブ、ビクトリアス
那覇軍港に初めて寄港した音響測定艦エイブル。コンパクト版LFAソナーを搭載している
11月12日、音響測定艦エフェクティブとビクトリアスが那覇軍港に入港した。10日から入港していたエイブルとあわせて3隻の
音響測定艦が那覇軍港に会した。エイブルは那覇初寄港だ。
この日、横浜ノースドックには音響測定艦ロイヤルが長期滞在中で、残り1隻のインペッカブルだけが洋上に出ていた。インペッカブルも
10月下旬に那覇軍港に寄港していて、この日も沖縄近海に居ると推定される。
ホワイトビーチでは10日から12日にかけて原潜の一時寄港ラッシュとなっている。10日にはプロビデンスとハンプトンが一時寄港。
なおプロビデンスは無通告の寄港だった。
12日には再びハンプトンが寄港、横須賀を10月23日に出港した元戦略原潜オハイオも寄港した。
沖縄近海では、13日から19日までの海自の大規模な訓練に、米軍艦船20隻も加わり日米合同演習が行われる。この演習に潜水艦の
位置を特定するのが任務の音響測定艦と、見つからないように海中で待機する潜水艦群との「かくれんぼ」が行われるのは間違いない。
第7艦隊の最重要課題の一つである対潜作戦の訓練が、沖縄近海で行われ、そのために原潜と音響測定艦がゾロゾロと集まってきている
のが、合同演習開始直前の沖縄の基地の姿だ。
(RIMPEACE編集部)(写真は 08.11.12 撮影)
'2008-11-13|HOME|