マルチ・セイル演習後、駆逐艦3隻WBに寄港


ホワイトビーチに入港した横須賀常駐駆逐艦3隻。沖合い停泊は揚陸艦ハーパーズ・フェリー

3月1日から5日まで、沖縄近海で米海軍の駆逐艦、巡洋艦によるマルチ・セイル演習が行われた。NAVY.mil によれば参加したのは 横須賀常駐の巡洋艦カウペンスとシャイロー、駆逐艦ジョンSマケイン、フィッツジェラルド、マッキャンベル、ステゼム、そしてハワイ からきている駆逐艦ホッパー、チャンフーンだ。新型の貨物弾薬補給艦アラン・シェパードが同行している。

その中の3隻の駆逐艦、ジョンSマケイン、ステゼム、マッキャンベルが2月7日、ホワイトビーチに寄港しているのが確認された。
ジョンSマケインは沖縄近海で空母ジョンCステニスたちと対潜特別訓練に参加したあと、いったん横須賀に戻り、2月26日に出港して いる。マッキャンベルは昨年12月1日に横須賀に戻った後、2月20日まで横須賀基地マスターピア・イーストに停泊していた。
ステゼムは強襲揚陸艦エセックスを中心とする揚陸艦隊とともに、タイで行われたコブラ・ゴールド演習に加わった後、北上してきた。

なおマルチ・セイル演習参加艦のうちシャイローが4日、ホッパーが5日に佐世保に寄港している。
第7艦隊の戦闘艦の配置は、韓国・佐世保・沖縄のラインが示すように日本の西方海域にシフトしている。

(RIMPEACE編集部)(写真はすべて 09.3.7 世嘉良 学 撮影)


右からマケイン(DDG 56)、ステゼム(DDG 63)、マッキャンベル(DDG 85)


ハーパーズ・フェリー (LSD 49)の甲板には何も載っていない


2009-3-8|HOME|