シャイローWB入港。空母と別行動


ホワイトビーチの海軍桟橋に接岸中の巡洋艦シャイロー(09.5.23 世嘉良 学 撮影)
 

巡洋艦シャイローが23日、ホワイトビーチに寄港した。陸軍桟橋のロイヤルと海軍桟橋のシャイローが並んでいる。

22日の横須賀基地に、横須賀常駐艦はブルーリッジ以下7隻が在港していた。空母ジョージ・ワシントンと巡洋艦カウペンスは、5月の 横須賀入港も出港も同じ日だった。22日から行われている厚木からGW艦上への艦載機の移動で、空母は大島沖の訓練海域にいると考え られる。
カウペンスもGWの直衛艦として、空母の近くにいよう。

11隻の横須賀常駐艦のうち、GWとカウペンス以外に横須賀を離れている船がシャイローと駆逐艦ジョンSマケインだ。マケインは 13日にWBに寄港している。その後どこに行ったかは不明だが、沖縄近海に残っている可能性もある。

シャイローとジョンSマケインはミサイル・ディフェンス対応艦だ。嘉手納にRC135Sミサイル監視機、佐世保に監視艦オブザベーシ ョン・アイランドという布陣が、北朝鮮の短距離地対地ミサイル発射準備の情報に対応することは間違いない。
空母と別行動のMD対応艦は、短距離ミサイル発射実験に対して、航跡確認などの動きをするのだろうか。

(RIMPEACE編集部)


2009-5-23 |HOME|