F22ステルス機、また緊急着陸
緊急着陸したF22。緊急車両から防護服の兵士が駆け寄る
レスキュー隊員が緊急着陸したF22の機体の下を調べている
6月17日11時10分ころ、嘉手納に展開中のF22ステルス戦闘機がまた、緊急着陸した。着陸と同時に緊急車両が当該機を追いかけた。滑走路端のアーミング・エリア
まで到達したF22を囲んだ緊急車両から、防護服のレスキュー隊員がかけより、機体の点検を行った。
点検で異常が発見されなかったのか、F22は自力でタクシーして駐機場に戻っていった。
仮に「軽度な異常」だったとしても、週明け3日間に2回、最新戦闘機が緊急着陸するのでは、機体自体に欠陥がひそんでいることを疑いたくなる。
事故機に「付添い、見守って」きた僚機は、緊急着陸をした機体の上をローパスしたあと、背面をみせながら急上昇して周回経路に入り、着陸した。F22は今回の嘉手納
展開以前は、周辺住民への騒音を最小にするためか、ストレートに着陸することが多かった。しかし。今回の展開では、この日のチェース機が見せた様な派手なパフォーマ
ンスを行うことがあり、それだけ周辺住民を爆音にさらしている。
(RIMPEACE編集部) (写真は 09.6.17 撮影)
緊急着陸機をチェースしてきた僚機が、ひねりながら上昇する派手な動きを見せた。
2009-6-18|HOME|