ミサイル監視機RC135S、嘉手納から訓練飛行


5時間半の飛行後嘉手納基地でタッチアンドゴーを繰り返すRC135S


3回タッチアンドゴーを行った後、着陸したRC135S
 

1週間以上飛行せずに嘉手納の駐機場にいたRC135Sミサイル監視機(OF 61-2663)が、6月19日に訓練飛行を行った。ミサイル監視任務のときと比べて短い5時間半 ほどの飛行を終えて嘉手納基地に帰着したRC135Sは、その後3回タッチアンドゴーを行い、4回目のアプローチで着陸した。
ミサイル監視任務に入る前の待機期間中の飛行とみられる。

19日朝には、佐世保基地にミサイル監視艦オブザベーション・アイランドが寄港している。ミサイル監視の両翼であるRC135Sとオブザベーション・アイランドが ともに待機態勢に入っている。北朝鮮のミサイル発射が仮にあるとしても、まだ差し迫ってはいないことが米軍の敷く監視態勢からも見て取れる。

なお、嘉手納に展開していた大気収集機WC135Wは6月10日に嘉手納を去り、電子偵察機RC135Wは6月2日に米本国に向けて嘉手納を離陸している。
今、嘉手納にいるC135系の偵察機は、19日に飛行したRC135Sだけだ。

(RIMPEACE編集部) (写真は 09.6.19 撮影)


19日朝、佐世保基地立神8号岸壁に入港したミサイル監視艦オブザベーション・アイランド


2009-6-19|HOME|