シュワブ基地内兵舎移設工事の進捗状況



辺野古漁港堤防の先端から見たキャンプ・シュワブの工事現場。新しい建物が立ち上がっている(写真中央)(09.10.14 ヘリ基地反対協議会 撮影)
 

普天間代替基地の建設場所として日米の旧政権が合意した辺野古沖を含む水域。陸上部分はキャンプ・シュワブの一部にかかり、現在建っている兵舎など の移転作業が進められている。米軍基地内は(怪しからんことに)環境アセスの対象外となっていて、玉突きのように移転される施設の建設作業が、辺野古の浜のすぐ近くで 行われている。

地面の草木をはがして赤土が剥き出しになった建設現場には、この2月には大型のクレーン車やくい打ち機が入り、基礎工事が進められていた。
基礎工事が終了して、今は新しい建物が立ち上がってきている。米軍基地の中では、普天間移転計画がとん挫するかも知れない時期にも、米軍再編に名を借りた基地内の リロケーションは着々と進められている。

(RIMPEACE編集部)


約10カ月前の上空からの写真。白い楕円が移設工事の場所。矢印は撮影方向。赤丸が監視テント(08.12.20 撮影)


8カ月前、海から見た工事現場。コンクリート壁の上に建て物は見えない(09.2.15 撮影)


2009-10-15|HOME|