空母GWの影がよぎる嘉手納基地


空母ジョージ・ワシントンに向けて嘉手納を離陸する艦載の空母連絡機C2


嘉手納に立ち寄っていたGW艦載機のホーネット(NF 313)。空母に戻ったとみられる(09.10.21 撮影)
 

嘉手納基地には10日ほど前から空母ジョージ・ワシントン(GW)の艦載連絡機C2がしきりに飛来している。
10月16日まで黄海で韓国軍との合同演習を行っていたGWは、その後、琉球弧を抜けて太平洋側に移動した。黄海にいたときから空母との連絡の拠点となっていた嘉手納 基地には引き続き2機のC2が飛来して、NAVYのP3Cの横に駐機している。

21日には、C2が嘉手納を離陸してから戻ってくるまでの時間は4時間足らず。GWは沖縄のすぐ近くにいる。場所を大胆に推定すれば大東島の北、広大な米軍訓練空域 ホテル・ホテル空域の東側にいるのではないだろうか。

この日、C2の離陸・着陸とほぼ同じ時間に,電子偵察機RC135Wが離陸・着陸している。訓練中の空母の上空付近を飛んで訓練中の無線封止状況などを調べ、GW空母 戦闘群の訓練を支援していた可能性がある。

(RIMPEACE編集部)


沖縄東方海上の訓練空域に向かったと見られる電子偵察機RC135W(09.10.21 撮影)


2009-10-22|HOME|