天願桟橋「無線封止」看板、撤去される


21日夕方まで掲げられていた無線機使用禁止の看板は22日には無くなっていた(09.10.22 撮影)


ほんの数日間だけ無線機使用禁止の警告看板がかかっていた天願桟橋のゲート(09.10.19 撮影)
 

10月18日に天願桟橋入り口にかかっていた「無線機使用禁止」の看板は、21日夕方まではそのままだった。
18日に桟橋に停泊していた事前集積艦ジョンAチャプマン(T-AK 323)は、翌19日には姿を消していた。

ジョンAチャプマンは空軍の武器を事前集積している船だ。この船の積荷に、無線に反応して爆発を起こしたりする危険物が含まれて いる可能性が強いことは容易に想像がついた。
船が出た後、毎日天願桟橋を見張っていたら、4日目に警告看板が外された。その間、天願桟橋で船が出た以外の動きは全くなく、 ゲートは閉められてガードもつかず、ゲート前で写真を撮ろうが誰にも見咎められない状態だった。

船が出た後すぐに看板を外せば、船の積荷と電波発信禁止との関係が露骨になるため、ホトボリを冷ましていたという以外は考えられない。
そんな危険物を積んで天願に入港するなどもっての外だ。もしまた寄港しようとするなら、今度は入港させないことが肝心だ。

(RIMPEACE編集部)


無線機禁止の看板と、1020トン以上弾薬を桟橋に乗せるな、という警告(09.10.19 撮影)


2009-10-29|HOME|