県民大会当日、辺野古沖に現れた揚陸艦2隻
辺野古沖で、艦尾からゴムボートを下ろす揚陸艦ハーパーズフェリー
ずっと沖合いには揚陸艦デンバーのシルエット(09.11.8 ヘリ基地反対協 撮影)
「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会」が開かれる当日の午前中に、米海軍佐世保基地に配属され沖縄海兵隊を乗せて
実戦や訓練に出かける揚陸艦2隻が、その辺野古沖に現れた。
第7艦隊のホームページによれば、デンバーを中心とする佐世保の揚陸艦3隻は、現在日本近海で訓練を行っている。
11月8日11時前に辺野古沖に姿を見せたのはハーパーズフェリー(LSD49)とデンバー(LPD9)だ。
ハーパーズフェリーは艦番号49が識別できるくらいに近くまで来て、艦尾のドックからゴムボート1隻を海上に下ろした。
上陸訓練を行う態勢だ。
宜野湾海浜公園で行われる県民大会に出るために、辺野古から出発した監視テント村のメンバーは、「県民大会が開かれているタイミング
で辺野古で演習する、これが米軍の県民への回答でしょうね。腹立たしい限りです」と語っている。
テント村のメンバーが辺野古に戻って来た17時半ころにも、まだ揚陸艦1隻が沖合いにいたとのこと。辺野古沖での揚陸艦の訓練は日没
まで続いたことになる。
(RIMPEACE編集部)
宜野湾海浜公園で行われた県民大会(09.11.8 ヘリ基地反対協 撮影)
2009-11-8|HOME|