WBに揚陸艦3隻寄港


ホワイトビーチに停泊する、手前からハーパーズフェリー、デンバー、原潜コロンバス、エセックス


原潜コロンバスと並ぶ強襲揚陸艦エセックス

1月23日午後、ホワイトビーチに揚陸艦が3隻接岸しているのが確認された。原潜コロンバスも21日から寄港中で、ホワイトビーチの海軍岸壁、陸軍岸壁のすべてが ふさがっている。
揚陸艦デンバーは22日昼過ぎに、辺野古の沖合でキャンプシュワブの水陸両用装甲車をドックに収容したあと南に向かったので、3隻が前後して22日中にホワイトビーチに 接岸したとみられる。

エセックスの飛行甲板上には、CH46輸送ヘリ12機、CH53E輸送ヘリ4機、UH1汎用ヘリ3機、AH1攻撃ヘリ3機、HH60救難ヘリ2機と、AV8Bハリアー 攻撃機3機が乗っているのが確認された。
また、辺野古沖でCH46ヘリを5機着艦させたことが確認されているデンバーには6機のCH46が固定されていた。デンバーは6機のヘリを輸送するというこれまでにない 態勢だ。
今回デンバーにヘリの一部を積むことで、エセックスの搭載能力にやや余裕が生じたのではないか。ハリアー3機とCH53重輸送ヘリ4機という組み合わせからは、今後 の訓練が攻撃的な任務をこなすためのものか、災害救助に重点を置いたものになるか、読み切れない。CH46を6機分散させて生じた搭載余力でどんな航空戦力を増強す るのか、気になるところだ。

(RIMPEACE編集部)(写真は 2010.1.23 世嘉良 学 撮影)


デンバーの後部甲板には6機のCH46輸送ヘリが積まれていた


2010-1-23|HOME|