原潜コロンバス、またWB海軍桟橋に接岸



ホワイトビーチの海軍桟橋に停泊中の原潜コロンバス(SSN 762)(2010.4.5 世嘉良 学 撮影)

4月5日午前、沖縄・ホワイトビーチに原潜コロンバスが入港、海軍桟橋に接岸した。

コロンバスは母港のパールハーバーを09年11月下旬に出港、西太平洋における任務航海に入った。その後コロンバスは頻繁にホワイトビー チに寄港している。
09年12月11日沖合一時寄港、10年1月20〜25日海軍桟橋停泊、その後は2月3日、2月22日に沖合一時寄港と、コロンバスはホワイトビーチに やってくる。西太平洋が任務航海の範囲ということだが、実際は沖縄近海でうごめいていると言える。

琉球新報Web版によれば、ホワイトビーチには4月3日に原潜2隻が一時寄港している。原潜ヒューストンとコロンビアだ。
沖縄近海に原潜が3隻同時に潜行していることを示しているが、日本近海にはまだ原潜が居る。4月2日に横須賀基地沖に原潜ジェファーソン・ シティが一時寄港している。
判明しているだけで4隻の原潜が日本近海にいる。4月5日付けの Status of the Navy によれば、攻撃型原潜のうち、母港を離れているのは 26隻、任務展開中なのは14隻となっている。一時寄港などで動きが判明した原潜だけでも4隻という数からは、日本周辺に展開する 原潜の密度の濃さがうかがわれる。

(RIMPEACE編集部)


2010-4-6|HOME|