退役が近い弾薬補給艦、天願桟橋寄港


沖縄・天願桟橋に接岸した弾薬補給艦キスカ


荷役作業中を示す赤旗を掲げたキスカ。クレーンのアームは岸壁に伸びている(5月12日撮影 読者提供)

5月12日夕方、沖縄・天願桟橋に弾薬補給艦キスカ(KISKA T-AE-35) が停泊しているのが確認された。 同艦は12日午後1時ころ、辺野古沖を通過している。

キスカやフリントなどキラウエア(KILAUEA) 級の弾薬補給艦は新型の貨物弾薬補給艦ルイス&クラーク(LEWIS & CLARK) 級への 転換と共に退役が進められ、キスカが最後の1隻となっていた。

キスカは5月10日に佐世保を出港し沖縄・天顔に寄港した様子を確認すると、弾薬倉庫や燃料タンクがある船体の前部が浮き上がってい るところから、最後の搭載物資を荷卸するため寄港したものと思われる。
 なお、西太平洋での補給に当たっているルイス&クラーク級の補給艦はグアム・アプラ海軍基地の補給センターを拠点に行動しているよ うだ。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


辺野古沖を南下するキスカ(5月12日 ヘリ基地反対協議会 撮影)


2010-5-13|HOME|