普天間基地の危なさを読む(2)


普天間基地のRW/06にアプローチするC9ジェット輸送機。滑走路端から約2キロ


着陸寸前のC9ジェット輸送機。滑走路端から約700メートル


C9輸送機から降りた兵士たち。部隊展開した帰りと見られる(10.8.19 撮影)

普天間基地には大型のジェット輸送機も降りる。北東向きの滑走路RW/06にアプローチする大型ジェット機は、那覇のど真ん中から 着陸直前まで民家の密集地帯の上を飛行する。
8月19日にこのコースを降りてきたC9からは、数十人の砂漠迷彩のようなユニフォームを身に着けた兵士が降りてきて、個人装備の 入った大きなバッグを担いで、ターミナルに向かった。小部隊での展開を終わって、普天間基地に帰投したようだ。

通常の輸送任務ではなく、嘉手納の大型機が普天間基地の滑走路を使ってタッチアンドゴー訓練をすることもよくある。
8月18日にはMC130特殊作戦支援機が、21日にはP3C対潜哨戒機が普天間で訓練を行っているのが「道の駅かでな」の展望フ ロアから遠望された。
特に21日は嘉手納基地の離着陸もほとんどないのに、基地周辺全部に民家が密集する普天間基地でわざわざ訓練を繰り返していた。 タッチアンドゴー訓練の時間は2時間を超えていた。

(RIMPEACE編集部)


普天間基地でタッチアンドゴーを行う嘉手納のMC130特殊作戦支援機(10.8.18 撮影)


普天間基地でタッチアンドゴーを繰り返す、嘉手納のP3C(10.8.21 撮影)


2010-8-23|HOME|