音響測定艦2隻、ホワイトビーチに同時寄港


奥の海軍桟橋にインペッカブル、陸軍桟橋にエイブル。音響測定艦2隻の同時寄港はホワイトビーチでは稀だ


ワトソン(沖合い停泊中)と入れ替わりで入った形のインペッカブル
 

台風避難で29日からホワイトビーチでの停泊が確認されている音響測定艦エイブルに加えて、同インペッカブルが寄港している。

インペッカブルは低周波アクティブ(LFA)ソナーを装備しているし、エイブルはそのコンパクト版(CLFA)ソナーを装備して いる。米海軍でこの2隻だけが、低周波アクティブソナーを持っている。
インペッカブルは夕方には姿を消したが、LFA装備艦2隻がホワイトビーチに同時に寄港したことは、このLFAソナーを必要とす る海域への進出拠点にホワイトビーチがなっていることを示している。

8月29日には海軍桟橋に接岸していた事前集積艦ワトソンは、インペッカブルにバースを譲る形で沖合い停泊となっている。
29日には見られなかった大量の車両・コンテナがホワイトビーチに集まってきている。揚陸艦が寄港して積み込むと見られる。
エセックスなど佐世保の揚陸艦がホワイトビーチに寄港する日が近いと思われる。

(RIMPEACE編集部)(10.9.2 世嘉良 学 撮影)


集積場に車両などが多量に集められている。桟橋の上にもある


2010-9-2|HOME|