嘉手納のP3C、また普天間で長時間訓練


滑走路に斜めに進入してきたP3C。基地に隣接する民家の真上を超低空で通過するコースだ


普天間の滑走路に正対して進入するコースを飛ぶP3C。下は住宅密集地域だ

10月22日15時から17時過ぎまで、嘉手納基地に展開するP3Cが普天間基地でタッチアンドゴーなどの訓練を行った。普天間基地 以外の外来機の飛来や訓練で、普天間基地の危険性が増すことは明らかだ。

15時に嘉手納基地から飛来した米海軍のP3C対潜哨戒機1機が、2時間の間にタッチアンドゴーを6回、着陸、離陸各4回、模擬離陸 2回、パス11回を普天間基地の滑走路を使って行った。
特に着陸とタッチアンドゴーの場合は、機体が低く飛んでくるので、基地の周りの住宅のすぐ上を高速で飛ぶことになる。
着陸と離陸、それにシミュレーション・テイクオフを繰り返していたことは、P3Cの嘉手納からのダイバート訓練の意味合いが強い。

17時過ぎに滑走路の上空をパスしたP3Cは、嘉手納基地に戻って行った。

(RIMPEACE編集部)(10.10.22 撮影)


2010-10-22|HOME|