恐ろしきかな、普天間の管制


滑走路上で離陸態勢をとるP3C(手前)と着陸したC40が向き合う。これが2分間続いた

滑走路上で大型機2機がにらみ合い。こんな恐ろしいことが普天間基地で起きていた。10月22日のことだ。

離陸のために滑走路の脇で待機しているP3Cの前を、15時31分に着陸機のC40輸送機が通り過ぎた。同32分、P3Cが滑走路に 入った。C40は180度回転して、滑走路の真ん中あたりの誘導路に向けて、滑走路上を動いていた。
2機が相対する状態は、C40が左折して誘導路に入るまで続いた。

滑走路を占有している航空機が滑走路から出るまで、他の航空機は滑走路に入らないのが安全上のルールだと理解していたが、普天間基地 の管制は、そうではなかったらしい。
大型機が滑走路上で向き合うなんてシーンをこれまで見たことはないし、今後も見たいとは思わない。
でも普天間基地ではこれがあたり前で、今後もこんな管制を繰り返すのだろうか? クワバラ、クワバラ。

(RIMPEACE編集部)(10.10.22 撮影)


着陸したC40と待機しているP3C


直後に滑走路に入るP3C


2010-10-22|HOME|