岩国のホーネット、嘉手納から実弾爆撃訓練へ
誘導爆弾(実弾)を積んで嘉手納を離陸する海兵隊ホーネット(CE/09)(2011.2.16 撮影)
何故か爆弾を積んだまま嘉手納に戻ってきた海兵隊ホーネット(CE/06)(2011.2.17 撮影)
岩国から嘉手納に展開している海兵隊第225全天候戦闘攻撃飛行隊のFA18Dホーネットが、連日実弾を積んで沖縄本島周辺の射爆場での爆撃訓練を
行っている。
2月14日に海兵隊ホーネットの駐機場近くに積まれていた大型誘導爆弾は、翌日朝には無くなっていた。14日のナイトミッションで落としてきたと
みられる。
16日には同飛行隊のホーネット2機が14時過ぎに誘導爆弾の実弾を積んで離陸、2時間後に戻ってきたときは、爆弾を下げていなかった。爆弾を投下
してきたのだ。
17日はやはり実弾を積んで離陸したホーネット2機が、実弾を積んだまま嘉手納に戻ってきた。駐機場に誘導された2機編隊から実弾が外されて、
駐機場横の置き場に戻された。翌日にも、またホーネットに装着されて近辺の射爆場に投下されると思われる。
沖縄本島周辺には、極東で他にはない、実弾爆撃ができる射爆場がたくさんある。爆撃訓練がこの射爆場に集中し、嘉手納からその訓練に飛び立つ外来
攻撃機が、嘉手納基地の新たな騒音源となっている。
(RIMPEACE編集部)
2011-2-17|HOME|