沖縄近海の日米対潜訓練


沖合い停泊の艦船は、左からフィッツジェラルド、米原潜シャルロット、海自潜水艦、マスティン、海自「あたご」


ホワイトビーチに接岸する駆逐艦グリッドレイ(左)とステザム(2011.3.1 読者撮影)

日米合同対潜特別訓練が2月24日から28日まで沖縄周辺海域で行われた。事前に海幕が発表した参加艦船のうち、米側の補給艦1隻 を除く全ての艦船が、演習終了翌日の3月1日午後にホワイトビーチに集結した。

翌2日には米軍駆逐艦、海自護衛艦はみなホワイトビーチを出ている。米原潜は一時寄港で1日中に出て行った。
米軍側参加艦船のうち補給艦1隻というのは、空母のふりをさせて潜水艦の攻撃から守る役割を果たしていた可能性が強い。ホワイト ビーチに20日ころまで沖合い停泊していた事前集積艦ステファン・プレスが参加したのではないか。

横須賀の駆逐艦3隻がこの対潜訓練に加わっていたが、そのうちの2隻、フィッツジェラルドとマスティンが4日午前中に横須賀基地 に戻って来た。
なお「あたご」は2日にホワイトビーチを出港、3日に石垣港の港湾区域に錨を下ろしている。

(RIMPEACE編集部)

[参考資料]
対潜特別訓練の実施について(23.2.22 海上幕僚監部)


4日に横須賀基地に戻って来た駆逐艦フィッツジェラルド(62番)。手前左向きは巡洋艦シャイロー。
4日朝まで、フィッツジェラルドのいるバースに海自「ちょうかい」が停泊してMD訓練を行っていた


同じく4日に戻って来た駆逐艦マスティン(2011.3.4 撮影)


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