米印合同演習参加艦、WB寄港


ホワイトビーチ海軍桟橋に停泊中の米駆逐艦ステレット(DDG 104)


同陸軍桟橋に停泊中の揚陸艦ジャーマンタウン。右奥に揚陸艦ハーパーズフェリー(2011.4.9 読者撮影)

米印合同演習マラバール2011が4月3日から10日まで行われている。米海軍ニュースによれば、海の演習はルソン海峡の東から沖縄 東方のフィリピン海で行われた。米海軍の参加艦船にはフリゲート艦ルーベン・ジェームズ、駆逐艦ステゼム、同ステレット、原潜1隻 が含まれる。

ステゼムは横須賀常駐艦でトモダチ作戦には加わらずにブルーリッジと行動をともにしていたと見られる。ルーベン・ジェームズはハワ イ・パールハーバーを母港とし、現在西太平洋に任務航海で来ている。またステレットはサンディエゴを母港とするごく新しい駆逐艦で、 空母リンカーンに随伴してアラビア海などに展開していた。

ルーベン・ジェームズは3月29日と4月2日にホワイトビーチに停泊しているのが確認された。ステレットは3月8日からホワイトビ ーチに寄航中で、8日に一時寄港した原潜サンタフェもマラバール2011演習の参加艦である可能性が強い。

3月8日にはホワイトビーチの陸軍桟橋に揚陸艦ジャーマンタウン(LSD 42)とハーパーズフェリー(LSD 49)も寄港した。9日昼の 時点でハーパーズフェリーは沖合いに移動したが、依然2隻ともホワイトビーチにいる。
この2隻はエセックスとともに東日本大震災の救援「トモダチ」作戦に参加、米艦船が任務を終了した後、載っていた海兵隊員を降ろ すためにホワイトビーチに寄港した。

救援作戦に従事していた米軍と軍事訓練に参加していた米軍が、4月8日にホワイトビーチで交差した。

(RIMPEACE編集部)


WBに停泊するフリゲート、ルーベン・ジェームズ。合同演習開始前日にも来ていた(3.29 読者撮影)


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