天願桟橋で弾薬積み込み、米豪演習向け


爆発物のラベルをつけたコンテナが続々と桟橋の上に


天願桟橋に接岸した貨物船ストロング/マリナーに積み込まれるコンテナ

6月14日朝、バージ・タグ統合船ストロング/マリナーが天願桟橋に寄港した。昼前には嘉手納弾薬庫から弾薬などを積んだ民間トラックの第一陣が天願桟 橋に到着、昼過ぎにはストロング/マリナーへの積み込みが始まった。

4回に分けてトラック輸送されたコンテナは、ハーフ・コンテナ24個と小型のコンテナ4個。多くのコンテナには爆発物が中に入っていることを示すラベ ルが貼ってあった。

貨物船のクレーンで一つ一つコンテナをつりあげ、全部が積み込まれたのは17時過ぎ。ストロング/マリナーは18時20分ころ天願桟橋から出港した。 行き先は那覇軍港と見られる。

那覇軍港には「輸送船名:ストロング/マリナー、積み出し港:那覇軍港、積み下ろし港:グラッドストーン、最終目的地:ショールウォー ター」と記された ラベルを添付されたコンテナなどが並んでいる。
天願桟橋で積み込まれた弾薬類はオーストラリアで行われる米豪軍を中心とするタリスマン・セイバー演習で使われることになる。

(RIMPEACE編集部)(2011.6.14 撮影)


嘉手納弾薬庫から弾薬入りのコンテナを運び込み、桟橋横で待機中のトラック


天願桟橋を出るストロング/マリナー。後方はレッドビーチに接岸中の高速輸送船ウェストパック・エクスプレス


2011-6-14|HOME|