WBに駆逐艦、空母も沖縄近海に?


ホワイトビーチに入港中の米駆逐艦ラッセン。後方はワトソン級貨物車両輸送艦(2011.6.19 読者撮影)

6月19日午前に、横須賀常駐の駆逐艦ラッセンがホワイトビーチに寄港した。ラッセンは福島第一原発事故による放射能汚染から逃れて 佐世保で修理を終えたあと、6月4日に横須賀基地に戻り、12日まで8号バースに停泊していた。
空母が横須賀を出港した翌日の13日にラッセンは横須賀を出て、12日に空母に続いて出港したカウペンス、マスティン、フィッツジェラル ドとともに空母との機動訓練を行っていたと推定される。

17日夜までに空母は厚木基地にいた艦載機を載せて、大島沖の訓練海域を離れた。その時期にラッセンがホワイトビーチに寄港したというこ とは、ジョージ・ワシントン空母艦隊は沖縄近海、おそらく沖縄の東方海域に来ているということだろう。
15日までホワイトビーチに短期寄港していた貨物弾薬補給艦カール・ブラッシャーが、ジョージ・ワシントンなどへの補給を行うと見られ る。

原発事故にともなうもろもろの行動のため、定期修理の終わるのが通常より約1ヶ月遅れた原子力空母が、任務航海についた。

(RIMPEACE編集部)

 
ホワイトビーチに停泊していた貨物弾薬補給艦カール・ブラッシャー(6.14 撮影)


6月15日(左)と18日の厚木基地、艦載機駐機場。17日夜までに艦載機の大半が空母に載った(田中 昭 撮影)


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