ケーブル敷設艦ゼウス、WBに6日間寄港

 

ホワイトビーチに停泊中のゼウス。この日のうちに出港した(11.8.21朝 伊舎堂達也 撮影)

ケーブル敷設艦ゼウス(T-ARC 7)がホワイトビーチに6日間寄港した。
琉球新報によれば8月16日に寄港が確認されたゼウスは、21日午前にホワイトビーチを出港した。その間、17日には黒いケーブルをホワイトビーチの 岸壁からゼウスに積み込んでいるのが目撃されている。

ゼウスは潜水艦探知網SOSUSの聴音ケーブルを潜水艦の通り道に敷設し、またそのメインテナンスを行う船だ。
これまでは佐世保基地にしばしば寄港して、ケーブルを積んで海に出ては戻ってくるのを繰り返していた。
今回、ゼウスがホワイトビーチに寄港して聴音ケーブルを積み込んで出かけたことは、琉球弧を中心にSOSUS監視網の補修もしくは新設の仕事を ゼウスがしていることを示す。

2006年当時、佐世保に繰り返し寄港したのと同じパターンでホワイトビーチへの寄港を今後繰り返せば、沖縄周辺の海底に聴音ケーブルが大量に 設置されるきざしとなる。

(RIMPEACE編集部)


2011-8-22|HOME|