嘉手納でF15、また緊急着陸


8月24日13時35分、拘束フックを使って滑走路上に停止した緊急着陸機F15


緊急着陸の10分後に、牽引されて滑走路を離れるF15

8月16日に翼端から燃料を噴出したまま、F15が嘉手納基地に緊急着陸した。この後F15の飛行が再開されたのは8月22日で、その日に1機の F15が緊急着陸している。

23日の海兵隊FA18C(VFA−94、海軍飛行隊が一時岩国のMAG12に配備)の「実弾持ち帰り」緊急着陸を挟んで、24日はまたF15が 緊急着陸した。

24日14時半過ぎにF15戦闘機が嘉手納基地の滑走路05Rの海側の拘束ワイヤーにフックをかけて緊急着陸した。10台ほどの緊急車両が機体を取り巻き、 10分後には牽引車にひかれて滑走路から外れた。油圧系統のトラブルが機体に生じたのではないか。

24日はこの緊急着陸の1時間前にも、離陸したF15のノーズ・ギアが収納できなくなる事態も発生した。こちらはエスコートの僚機とともに、先の緊急 着陸の騒ぎが収まってから、降りてきた。
緊急着陸やそれに類する事態が、F15に起き過ぎている。

(RIMPEACE編集部)(2011.8.24 撮影)


嘉手納基地のRW/05Rを離陸直後に、前輪が格納出来なくなったF15戦闘機


2011-8-25|HOME|