嘉手納にハリアー6機が新規飛来


飛来した海兵隊のAV8Bハリアー攻撃機


飛来した6機のハリアーにこれまで嘉手納にいた4機を加え、10機のハリアーが並ぶ(2011.12.12 撮影)

12月12日昼過ぎに、嘉手納基地の海兵隊機が駐機する場所に10機のハリアーが並んだ。日本に駐留するハリアー部隊の入れ替えで新しい機体が当日飛来 したと見られる。

新規のハリアーは6機で、空中給油機KC10が引っ張ってきたものだ。直接岩国に行かずに嘉手納に降りたのは、嘉手納でしばらく訓練を 行うためだろう。

12月18日まで、海兵隊ホーネットが嘉手納の代わりにグアムに展開して訓練を行うことが、沖縄の負担軽減のためと日本政府は言う。ホーネットの 代わりにハリアーが飛来して嘉手納で訓練を行えば、ホーネットの訓練移転による騒音削減効果など飛んでしまう。

嘉手納基地と沖縄周辺の訓練空域や射爆場が存在する限り、海兵隊御機体が飛来して訓練を行う実態は変わらないことを、今回のハリアーの嘉手納飛来は 予言している。

(RIMPEACE編集部) 


6機のハリアーの米本土からの飛行を支援したと見られる空中給油機KC10


2011-12-13|HOME|