嘉手納にまた外来機多数飛来


クンサンから飛来したF16の横を通過する厚木の艦載機FA18Eスーパーホーネット


後ろ向きに4機並ぶのが在韓米軍のF16C,Dファルコン、右に2機並ぶのがGW艦載機FA18E

 
厚木から飛来した艦載早期警戒機E2C

12月12日に嘉手納に飛来したハリアーが2機編隊で訓練飛行を繰り返していた16日午後、今度は在韓米軍のF16戦闘機や空母艦載機のE2C、 FA18Eが嘉手納に次々に飛来した。

初めに降りたのは、クンサン基地のF16C,D各2機、計4機だった。ハリアーの着陸を挟み、今度はE2Cホークアイが降り、続いて オーバーヘッド・アプローチで2機のFA18Eが降りてきた。

これらがすべて、嘉手納をベースに訓練を行うために飛来したとは言えない。週末のクロスカントリー訓練で嘉手納に飛来したのでは ないか。
それでも多数の外来機の着陸や離陸で騒音が発生することは間違いない。

米軍が嘉手納周辺の騒音を減少するためにと言って、海兵隊ホーネットの嘉手納からのをベースとした訓練をグアムに移しても騒音が減らないのは、 嘉手納に常駐するF15の訓練が激しくなったり、別の外来機が飛来することなどの積み重ねの結果だ。
沖縄の負担を軽減すると言いつつ、出来ることもやらないのでは、負担軽減の意欲が疑われるのは当然のことだ。

(RIMPEACE編集部)(2011.12.16 撮影)  


RC135Sミサイル監視機(手前、白い機体)も14日に飛来した。トランジットなのかどうかは不明だ。


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