強襲揚陸艦ボノム・リシャール、WB寄港



ホワイトビーチの海軍桟橋に停泊中のボノム・リシャール(LHD 6)(2012.3.10 伊舎堂 達也 撮影)

米海軍写真ニュースによれば3月8日に、沖縄・ホワイトビーチに強襲揚陸艦ボノム・リシャールが寄港した。同艦はエセックスの後釜として佐世保基地に前進配備されることが 決まっている。

ボノム・リシャールはこの2月14日にサンディエゴを離れ、パールハーバー、アプラ(グアム)に短い寄港をしたのち、ホワイトビーチに来た。
3月6日にホワイトビーチを出たエセックスと、沖縄近海で乗組員交代に必要な訓練を行ったボノム・リシャールは、8日にホワイトビーチに入り、12日午前に出港した。

ホワイトビーチに寄港中、ボノム・リシャールの飛行甲板には、ハンドリング訓練用のハリアーが1機見られただけで、他のヘリは確認されていない。
輸送ヘリを積んでホワイトビーチに来て、出港後普天間のヘリを受け入れたエセックスとは対照的だ。

ボノム・リシャールは今後、エセックスとともにフォール・イーグル演習などに参加した後、2隻で佐世保に入港して、交代のセレモニーを行うとみられる。

(RIMPEACE編集部)


3月12日午前10時半ころホワイトビーチを出港するボノム・リシャール(読者提供)


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