ホワイトビーチの中型タンカー


17日9時にホワイトビーチの陸軍岸壁に入港直後のBROハワイ(2012.4.17 撮影)


18日9時、出港直前のBROハワイ。喫水が上がっていることに注目(4.18 撮影)

総トン数4000トンの中型タンカー、BROハワイがホワイトビーチに17日朝寄港、18日朝出港した。燃料満載で寄港した同船は、24時間後に 出港するときは船体が大きく浮き上がっていて、空荷になっていた。

  ホワイトビーチの陸軍桟橋の根元には、陸軍が管理する燃料貯蔵施設があり、半地下式の巨大なタンクが並んでいる。
BROハワイから燃料タンクに、中型タンカー1隻分の燃料が移送された。

  沖縄本島の基地群に運ばれる燃料は、天願のタンクファームから送られる。桟橋沖合の送油ポイントから陸上のタンク群に送られ貯蔵され、 パイプラインやタンクローリーで嘉手納基地や海兵隊の基地群に送られる。
ホワイトビーチの燃料貯蔵施設は、天願ルートから独立していて、ホワイトビーチに寄港する船舶のために使用されていると見られる。

  タンカーが出港した後の18日午後には、高速輸送船ウェストパック・エクスプレスが、ホワイトビーチに燃料補給のために寄港している。

(RIMPEACE編集部) 


ホワイトビーチの陸軍岸壁と、燃料タンク群


18日午後、ホワイトビーチに寄港するウェストパック・エクスプレス(4.18 撮影)


2012-4-19|HOME|